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壱岐産イチゴ 定植後順調に生育しています

2021.10.20

 JA壱岐市いちご部会は10月上旬に、管内の各生産者ハウスで現地検討会を行いました。

各ハウスで生育状況が確認されました

 本年産は生産者33人が337㌃で栽培。品種は「ゆめのか」「さがほのか」「恋みのり」の3種です。9月の株冷処理を経て、各ハウスで定植作業が完了しています。定植後の適度な降雨もあり、順調に活着しています。

 検討会では、同JA農産園芸課の松嶋新指導員、山口優希指導員が集まった生産者に今後の管理について説明しました。併せて各ハウスを回り生育状況を確認しました。

 今年は10月上旬時点で例年に比べ異例の暑さとなっています。定植後の活着まで十分に潅水するように促しました。マルチやビニールの被覆作業のタイミングについても確認を行いました。予定では10月中旬頃の実施となります。

 現在までに心配されていた炭そ病はほとんどのハウスで見られていませんが、一部でダニやヨトウムシの発生が見られています。適正な薬剤散布による防除を行うように確認しました。

 山口指導員は「定植から順調に活着が進んでいる。気温が高い日が続いていることもあり、病害虫の発生が見られているので、防除を徹底していきたい」と語りました。