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全共に向け肥育順調 各候補牛選別に向けて活動が加速

2021.12.29

 壱岐市管内では、令和4年開催の「第12回全国和牛能力共進会(全共)」に向けた活動が加速しています。

超音波肉質診断装置を利用した調査が行われました。

 全共壱岐地区推進協議会は12月17日に、6区~8区(肉牛の部)出品候補牛の巡回指導を行いました。各関係機関から約20人が巡回にあたりました。

 巡回指導では、体重、体高、胸囲、腹囲の測定を行いながら発育状況を確認しました。加えて、今回はロース芯の大きさ、皮下脂肪、バラ厚等、枝肉の形状を画像で見ることができる超音波肉質診断装置を使用し、肉質の状態も確認しました。肥育農家のこまかな管理と、毎月の巡回指導による状況確認で、肥育は順調に進んでいます。

 12月20日~23日には、JA壱岐市畜産部で、第4区繁殖雌牛群候補牛選抜のために巡回を行いました。畜産指導員らが島内各町の81軒の農家を回り、聞き取りなどを行いながら、発育状況を確認しました。

 同協議会ならびに同JA畜産部では今後も定期的に巡回と協議を行います。5月には壱岐地区の代表牛選考会も予定しています。