シーズン到来　温州みかん出荷始まる

ＪＡ壱岐市柑橘部会は、１１月５日に芦辺町のＪＡ壱岐市多目的集荷場で「令和３年産温州みかん出荷目揃会」を開催しました。

　目揃会では、同ＪＡ農産園芸課の長嶋和輝指導員が、昨年産の販売実績、本年産の生育概況、販売対策について説明しました。

　温州みかんは生産者１３人が栽培しています。昨年産実績は、集荷重量で約６．５ｔ、販売高は約１００万円となりました。

　本年産は表作で集出荷量が増加する見込みです。計画では青果１０ｔ、原料用３ｔを取り扱う予定で、春先の気温が高かった事により、満開期が早く、生育も良好で収穫の前進化が予想されます。

　販売は島内販売を中心に行い、５ｋｇ段ボール詰めと１ｋｇネットで販売します。例年散見される腐敗防止のため薬剤の散布と家庭内選果の徹底、適期収穫を呼びかけました。

　長嶋指導員は「温暖な気候が続き、収穫の前進化が予測される。適期収穫と、腐敗防止のための薬剤散布を心掛けてほしい」と述べました。